障害年金受給事例
傷病名:軽度知的障害
等級:障害基礎年金2級(20歳前傷病)
年齢・性別:20代男性(熊本市在住)
事例の概要
小学校までは普通学級に通学していたが、授業についていけなかったり、クラスメイトからのいじめもあったりしたため中学校と高校は特別支援学級に通った。
高校卒業後は就労継続支援A型で働いており、職場などで障害年金について聞き、ホームページを見て電話された。
幼い頃から同じ病院に通われており、障害年金申請について病院側も非常に協力的であった。
また、療育手帳はB2でIQは70だった。
障害年金の申請に関しては、親に頼らず自分でできる事はしたいとの事だったので、障害年金の制度や申請方法などわかりやすく伝えるよう心掛け、わからないときはいつでも聞いて欲しいと言った。
所得証明書の取得はお母様に手伝っていただいたが、あとは私とご本人様の二人で進めることができた。
請求結果・年金額
請求から約2か月後、障害基礎年金2級の決定通知が来た。
20歳前傷病による請求であった。
感想
ほとんど親の手を借りずに進められたことに、ご本人様は大変満足しておられました。もちろん実際は私が主体となって手続きは進めたのですが、障害年金の制度を理解し、過去のことについてお話しされたりと本当に大変だったと思います。
更新の時は自分ですべてやりたいとおっしゃいましたが、更新手続きはとても大事なので必ず一度相談してくださいと伝えました。
今でもたまにLINEでのやりとりをし、お仕事を非常に頑張ってらっしゃる様子が伝わってきます。