障害年金受給事例
傷病名:統合失調症(妄想型)
等級:障害基礎年金2級
年齢・性別:40代男性(熊本市在住)
事例の概要
仕事のストレスから、睡眠障害となり精神科を受診。
少し良くなったため通院を一時中断し、事務の仕事に就く。
この頃から職場での人間関係に悩むようになり、再び体調を崩す。
前回の受診から約2年後に同じ病院で受診し、今度は統合失調症(妄想型)と診断される。
事務の仕事は約10か月後に退職し、以後無職。
収入がなく、途方に暮れていたところ障害年金の制度をインターネットで知り電話される。
初診病院と現在の病院が同じだったため、初診の証明は不要。
そのため、初回相談から約2週間でのスピード請求をすることができた。
ただ、日常生活はかなり不便とのことだったが、そのことを主治医には告げておらず(主治医には何でもできると言っていたとのこと)、主治医に現状を伝えるために受診に同行した。
主治医は理解してくれて、障害年金にも協力的であったためその場で診断書を書いてくれた。
申立書にも
不便なことを細かく書いて審査官に伝えるよう努力した。
請求結果・年金額
請求から約2か月後、障害基礎年金2級の決定通知が来ました。
年金額は約80万円(約2年半の遡り請求で、初回振込約200万円)でした。
感想
主治医が非常に協力的だったため、2週間という非常に早い期間で請求まで持って行くことができました。
ただ、この方の場合はご自分の症状を主治医にきちんと伝えていなかったため、もし自分一人で請求していたら不支給の可能性が高かったと思います。