障害年金受給事例
傷病名:双極性感情障害
等級:障害厚生年金2級
年齢・性別:30代女性(熊本県南在住)
事例の概要
朝仕事に行こうとしたら、突然パニック障害のような症状が出た。
その日から数日間は仕事を休んだが、数日たっても症状が治まらないため病院を受診した。
症状はよくなったり悪くなったりを繰り返していたが、仕事の欠勤が増えたため退職した。
当時は一人暮らしをしていたが、何もすることができず一日一食しかご飯を食べられなかったり、入浴や歯磨きも週に一回くらいしかできないなどで、家に引きこもるようになった。
その後、実家に戻り両親のサポートで何とか日常生活を送ることができていた。
だが、両親からはそろそろ仕事をしなさいと言われるようになったため、両親からお金を借りて再び一人暮らしをしながら仕事を探すようになった。
仕事はアルバイトだったが長続きせず、無職の時期が長くなっていた。
そんな時に、両親の紹介で障害者雇用での採用が決まった。
そこの同僚から障害年金のことを聞き、当事務所へ相談された。
相談の時にはお母様も同席され、生い立ちから現在までの状況を細かく聞き取りをした。
一人暮らしをされてたが、通常通りの日常生活は送れていなかったことを詳細に主治医に伝え、実態にあった診断書を記載していただいた。
また、会社からスケジュール管理や体調管理をしてもらっているので、そのことも会社に記載していただいた。
請求結果・年金額
請求から約3か月後、障害厚生年金2級の決定通知が届いた。
年金額は、約110万円だった。(5年のさかのぼりで、初回振込額は約530万円)
感想
お母様の協力もあり、障害年金を受給することができました。
今までは一般雇用でしたが、障害者雇用での就労となって、仕事も長続きされているとのことです。