障害年金受給事例
傷病名:うつ病・軽度知的障害
等級:障害基礎年金2級
年齢・性別:20代男性(熊本市在住)
事例の概要
小学校時代から授業中に歩き回ったり、学校から逃げ出すなどの問題行動があった。
そのようなことが中学に入ってからも続いた。
成績も悪く、学年で最下位になることも珍しくなかった。
高校に入ってからは学校に行かないようになりすぐに中退。
仕事をするが長続きしなかった。
19歳のころに初めて精神科受診。
数年前から就労継続支援事業所で働きだしたときに、同僚から障害年金のことを聞き電話される。
初診の病院にカルテが残っていなかったため、次の病院に問い合わせたところ、初診の病院からの紹介状があるとのことだった。紹介状に初診日の記載があったため、初診日の特定はできた。
だが、認定日時点では、現在カルテがない初診の病院に通っていたため診断書は書けず、事後重症での請求になった。
請求結果・年金額
請求から約2か月後、障害基礎年金2級の決定通知が来た。
年金額は約80万円。
感想
初診の病院からの紹介受診で、次の病院で紹介状が残っていたため初診の証明をすることができました。
初診の病院にカルテがなかったため、認定日請求はすることができませんでしたが、障害年金の支給が決定したときは非常に喜んでいらっしゃったのが印象的です。
障害年金受給後もたまに連絡をいただき、近況報告をしてくださいます。
早く病気を治して、いろんな人に恩返しをしたいとのことで、これからも応援していきたいと思います。